看護師(かんごし、英:nurse)とは、看護専門学校や看護大学等の看護師養成校における 基礎看護教育を受け、看護師国家試験に合格し、看護師免許をもって、 医療、保健福祉の現場で、主に看護を行う医療従事者(コ・メディカル)の呼称である。 一般には、なんらかの健康問題を抱えた人々に対する日常生活上の 援助や教育的かかわり、医師・歯科医師が患者を診療する際の 補助、疾病の予防や健康の維持増進のための援助など行う。
看護専門学校
修業年限はほとんどが3年(昼間定時制・全日制で4年の学校も数校あります)です。 専門学校では、全授業の3分の1を実習に充てています。 1年生のうちは学内で、2・3年生では病院や保健所などで臨地実習を積み、 卒業後、即戦力となる看護師が養成されています。 修業年限4年の看護師・保健師養成課程を併せた 「統合カリキュラム」をとっている学校もあり、こうした学校では 「看護師」「保健師」の2つの国家試験受験資格を取得することができます。 学校教育法の改正により平成11年度から、 短期大学卒業以上であった大学への編入の道が、専門学校卒業者にも開かれました。 看護教育カリキュラムの改正により専門学校のカリキュラムも多様化し、 短期大学との差はなくなりつつあります。
看護短期大学
修業年限は3年で、他の短期大学と同様、準学士の学歴を得ることができます。 保健師や助産師の専攻課程も併設している学校では、 それぞれの資格取得の道も開けています(ただし、入試があります)。 学費の面では、大学より安く、専門学校より高いというのがおおよそのところです。
看護大学
修業年限は4年で、他の一般大学と同様、学士の学歴を得ることができます。 大学によっては、看護師の国家試験受験資格のほかに、 保健師・助産師の国家試験受験資格、養護教諭免許や 中学校・高等学校の保健の教諭免許が得られる大学もあります。
勉強の仕方
●きちんと計画を立てる 受験までの比較的長い単位(約一年)でのスケジュール、 一ヵ月という単位でのスケジュール、一週間という単位のスケジュールと、 大きな単位から小さな単位まで、きちんと計画を立てて進めましょう。 行き当たりばったりの学習法は、時間ばかりかかるだけで効果の薄いものです。 自分でも「私は勉強している」と思い、他の人からも「あの人は勉強している」と 思われているのに、点数が伸びないという人は、 往々にしてこうした学習をしている人に多いものです。 スランプの原因にもなりますから、くれぐれも避けてください。 ●夏休みまでの前半は基本の理解 いざ基本の勉強をしようと思って、何をしますか。 「何をやったらいいんだろう」という人が多いと思います。 基本の理解というのは、例えば英語でいうと 「仮定法って、現在の話をしているのに何で過去形の動詞なんか使うんだろう」 ということを理解することなのです。 すぐに直接点数に結びつくというものではありませんが、 問題を解くときの理解の幅が広がるのです。 こうした理解に加えて類題を多く解いていくと、徐々に得点力がアップするのです。 模試などの結果で、あるときはよくて喜んでいたら、次のときはがくっと悪いというように、 成績にムラのあるのは、出題分野の得意・不得意と同時に、 基本事項の理解がしっかりできていないことが原因です。 こうしたことは、基本の理解をおろそかにし、即問題演習というような 勉強法をとった人によくみられます。 むやみにあせらず、まずは夏休みまでの前半できっちりと基礎を固めておきましょう。 ●出題傾向を把握し、無駄を省く 学校によっては、出ない分野と出る分野がはっきりしているところもあります。 もちろん基本事項の理解は、どの学校の受験でも必要ですが、 問題演習の際に出ないものを懸命にやっても、それは時間の無駄です。 やるべきことは多く、一方で時間は限られています。 予め出るか出ないか知っておけば、時間の無駄が省け、有効に使うことができるはずです。 できる限り受験校の過去問題を見ておくようにしましょう。 ●あれもこれもではなく、一冊を徹底的に 学習スケジュールにも連動しますが、参考書類をあれもこれもと手をつければ、 自然と行き当たりばったりの学習法になります。 基本事項理解用と問題演習用のものを各一冊用意したら、 徹底的に、ページのスミが真っ黒になるまで見て、覚えて、理解するようにしましょう。 ケアレスミスの多い人にも効果的です。 自分のミスをその場だけで終わらせているから、何度でも同じ間違いをします。 ケアレスミスはゼロにはならないものです。しかし、減らすことはできます。 つねに、ミスを意識することです。 人間は忘れる動物です。 一度や二度では覚えていないことでも、三度、四度と何度も見れば覚えているものです。 ●模試でチェック 自分の現在の総合的な力、得意・不得意科目と分野などをチェックするとともに、 試験に慣れるということも大切なことです。 模試は必ず受験しましょう。 ●常に目的意識を持って 看護医療系でない学校受験にはありがちな 「学校に入学したらそれで終わり…」ということでは全くありません。 3年あるいは4年後、国家試験を受け、それに合格し、 看護医療の仕事に就いて多くの患者さんの治療に携わっていくことで、 初めて目的達成となるわけです。 そこまで、具体的将来を見据えた第一歩として入試があるわけですから、 常にその目的意識を持ち続けるようにしましょう。 人は、直前の目標がないとなかなか動こうとしないものです。 その意味では、具体的な志望校を早く決めると、目的意識がより明確になります。 志望校決定は、偏差値の数字だけ見るのではなく、 どんな学校なのか先輩の話や学校案内などをよく聞いたり見たりし、 通学の便や入学金・授業料といった無視できない条件など、 それらを考え合わせて決めましょう。 ほかに、学校見学や文化祭等に出かけてみるとよいでしょう。
訪問看護師
看護師資格(国家試験)を取得することが絶対条件。 看護師資格取得後も、訪問看護を行うためには、 各市町村によって研修が義務付けられている場合がある。 訪問看護師は、病院勤務の看護師と違って、 患者さんの自宅に出向いて在宅でケアを行います! 具体的には、 @入浴、排泄の手伝いなど、日常生活の援助 A床ずれの処置や注射・点滴、塗り薬をぬる、薬を飲む手伝いなど、簡単な医療行為 B理学療法士の仕事と重なる部分もあるが、訪問リハビリ。 これらの行為は、基本的に医師から出される「指示書」に従って行われるが、 指示書の内容がそこまで詳しくない事もあり、現場(訪問看護師)に判断を任せられる部分が大きい。